低周波(低周波)とは

2014.12.08

低周波(ていしゅうは)

 

低周波とは周波数の範囲が1~1,000ヘルツの電流のことです。1秒間に1~1000回の刺激があります。

 

筋肉に電流を流して鍛えることをEMS(Eelectrical Mmuscle Stimulation)といい、専用の機器を使って行います。
EMSには家庭用の機器も発売されていて、人気を呼んでいます。

 

リハビリや医療の現場では、EMS機を使って、肌にあてた端子の間に周波数が約1~2ヘルツの弱い電流を流していきます。
痛みが感じられる部位に低周波電流を流すと、
痛みをつかさどる感覚神経が刺激され、痛みが和らぐ効果があるのです。
そのためペインクリニックや緩和ケアの現場で利用されています。
また周波数を100~150ヘルツに上げて、腰痛治療に用いる場合もあります。

 

身体に低周波の電流を通すと筋肉を収縮し、リンパ管の働きを活発にします。筋肉を収縮させる力は中周波よりも大きく、
引き締め効果が高いため、痩身用マシーンやエステ用機器にも応用されています。
しかし温熱効果はなく、体内の深い部分にある筋肉には電流が届きません。中周波と低周波は効果が異なるため、
治療やトリートメントの目的に合わせて使い分けるのがよいとされていますが、
最近では低周波と高周波が交互に出る機器もあり、同時に利用することもできます。

 

低周波はエステ機器や家庭用美顔器にも利用されています。低周波が顔の表情筋を収縮させて筋肉繊維を鍛えることで、
肌にハリや弾力を回復させます。法令線(ほうれいせん)や皮膚のたるみにも効果的です。
またフェイスラインをシャープに整える小顔効果も期待できます。

 

 

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